前回の続きとなるけど、
ぼったくり価格のような高値で、
自分から売れるようになるための、
まるで詐欺師のような戦略。
これを実践できるようになるために
考えるべきはなんなのか?
★理想はあなただけの独占市場
ショップビジネスのように、
商品価格を決められる場合は、
『独占市場』
あなたからしか買われない状態を作りだせれば、
ライバルが不在であるため、
ある程度好きな価格で販売することができる。
究極的には高級ブランド物なんかそう。
エルメス・ヴィトン・シャネル・グッチ、
いわゆる高級ブランドグッズは価格がそれなりに高い。
しかし、その数万~数十万するバッグや財布やらは、
性能的にその価格に見合うほど優れているのか?
確かに価格の分、素材の質は違ってくる。
質がいいものは壊れにくく物持ちがいいとも言われる。
ただし、
財布やバッグとしての機能の優劣は変わらない。
1000円の安い財布でもお金やカードは収納できるし、
物を持ち運ぶならば、3000円くらいの鞄でも事は足りる。
では、
なぜ高級ブランドグッズは同類品に比べて、
はるかに高い価格設定でも売れているのか?
それは買う側において、
物としての機能以外の側面で価値があるから。
高級ブランド品に関しては以下の4つのパラメータが影響する。
1.ステータス性
高級ブランド品はその名のとおり、
数万~数十万と高い価格設定がされている。
ゆえに所持していれば、
この人もしかしてお金持ちなのか?
と思わせることもできる。
また鞄、財布、靴などにしても、
高級ブランド品を持っていてひんしゅくを買う事はそんなにない。
むしろ、
「いい財布使ってるじゃん♪」
と褒められるだろう。
ブランド品は自分のステータスを押し上げる側面がある。
2.品質性
価格が高いというだけあり、
使われている素材は基本的には厳選されている。
安くて壊れやすい廉価品と比べて、
物持ちがよく、耐久性に優れるという安心感がある。
人は簡単に壊れるものよりも、丈夫な物を欲しがる。
3.評価と知名度
これはステータス性にもつながるけれど、
有名なブランド品は興味のない人でも、
デザイン等で○○○○のバッグとかわかるレベルである。
また高級ブランド品を買って、
低い評価をしている人はあまり見たことがない。
※一部の奇抜なデザインの品は除く
要するに購入する場合に、
ハズレを掴んだというリスクが少ないということから、
ある意味購入障壁が低いのだ。
人は買った後に失敗したと思う要因が少なければ、
割と簡単に購入する。
4.周囲の所持者
これは日本独自なのかもしれないが、
結構日本人は帰属意識が強い傾向にある。
感覚的に言い換えれば、
周りと同調してないと不安みたいな。
それは、
友人や同僚が使っているモノにも当てはまる。
周りの友達が高級ブランド財布を持ち始めたら…
会社の同僚たちがみんなブランドバッグ持ちだったら…
自分だけが取り残されてる感が芽生えるはず。
そこに流されて、買ってしまう人もいるだろう。
人は周りと同じ物を持つと、集団帰属意識から心の安定を得る。
高級ブランド品って女性のテーマと思うかもしれないが、
スーツや時計、車など男性が興味を持つものも同じこと。
売るべき商品に、
ソレそのものの価値以上の価値がつく。
それこそがブランドイメージ。
似たようなものを作ってもそれは、
贋作・偽物・パチモノと言われて勝負にならない。
唯一無二の真似できない販売構図がそこにある。
この考えを転化して、
アフィリエイトに活かせないだろうか?